2017年4月4日は東京学芸大学の入学式。フレッシュマンの姿がまぶしいくらいです。自分も心機一転、新年度の諸課題に取り組む所存です。今年度もどうぞよろしくお願いします。
桜も満開になりました。

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"貧困"学習講座2017

皆さん ご無沙汰しておりました・・・(^_^;)。
少し元気になるなかで、コーディネートを依頼され、次のような講座を企画し、参加者応募中です。

「プロフェッショナルと元気に学びあう"貧困"学習講座2017」

2017年4月22日(土)13:00~ 湯浅 誠さん(法政大学教授・社会活動家」
2017年5月28日(日)13:00~ 天野敬子さん(NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク事務局長)
2017年6月18日(日)13:00~ 高橋亜美さん(アフターケア相談所ゆずりは所長)

湯浅さんには「貧困」の基礎的理解を、天野さんには子どもの居場所としての「子ども食堂」を、高橋さんには「ガールズプア」のリアリティを語って頂きます。ワークショップやサプライズ企画も隠れています。一緒に学んでみませんか?

詳しくはこちら => 2017HINKON_CCSS.pdf

主催は本学「パッケージ型支援プロジェクト」という「貧困と学びの一体的支援の実践と研究」、共催は本学養護教育講座(保健室の先生養成)です。ちなみに僕は前者にちょっぴり参加しています。

間もなく春ですかね。卒業・修了判定と新年度準備に忙しい日々が始まりました。

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「教育機会確保法」成立

新たなステージに歩みだすためにこそ

2016年12月7日(水)。「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」~通称「教育機会確保法」が成立しました。

この法律については賛否両論です。僕は成立推進派の立場をとってきましたが、フリースクールをはじめとする「多様な学び」、並びにそれを保障する制度政策として十分なものであるとは考えていません。しかしながら、「附帯決議」をしっかりと実現していく道筋の先に、新たなステージを見通したいとの想いを強めています。

とはいえ、何事もこれからです。今年度の前期に新たな授業「多様な学びと子ども支援」を開設・運営し(奥地圭子先生が非常勤講師)、「知る・出会う・共にする」ことの大切さを学生諸君とともに痛感しました。

「多様な学び」の場と、そこで学んでいる人々(当事者・スタッフ・支援者・地域住民等)をもっと知り、出会いを求め、あらたなステージに向けたなにごとかを共にしていきたい。

新聞報道等と並んで、取り急ぎ、ご報告まで。

附帯決議(確定)はこちら⇒kakuhohou_hutaiketsugi.pdf

追伸>
教育機会確保法成立を受けて、緊急集会を開催します。
 とき:2016年12月24日(土)
 ところ:早稲田大学戸山キャンパス 33 号館 3 階第一会議室
詳しくはこちらへ20161224.pdf

津久井やまゆり園の、言葉にならない出来事。様々な角度から考える必要があると思います。しかしながら、まずは<命の価値>に差異はなく、<命>は守られなくてはならない。そのことを改めて共有することから始めます。ここからリ・スタートすること自体、切なすぎることなのですが、明日に向かって今一度。


障害が重くても医療的ケアが必要でも地域で生きる

~この子らを世の光に~

9月18日(日)13:30~都立あきる野学園で開催されます。

詳しくはこちら ⇒ 20160918_omishougai_akiruno01.pdf


ブログ再開です。まずは「多様な学びと子ども支援」から

直前取材編

共同通信社の配信記事です。⇒ tayounamanabi20160120.pdf


シラバス編

奥地圭子先生(東京シューレ)の講義内容です。在校生や卒業生、保護者も交えた授業が展開されました。シュタイナー教育、サドベリー教育、外国人学校(ブラジル学校)、海外のオルタナテヴ・スクールではそれぞれ実践・研究をされているゲストスピーカーにも来ていただいています。
  ↓


成果と課題編

現在、整理中です。

予告編

この記事にあるようなムーブメントに力を注いでいます。詳しくは改めて。


高橋亜美さんと「ゆずりは」

亜美さんは自立援助ホーム「あすなろ」スタッフでした。
亜美さんは児童養護施設を退所した後の、「自己責任論」が渦巻く社会で疲弊する若者の多さに心を痛めていました。
亜美さんは「心を痛めていても始まらない」と制度にはないアフターケア事業所「ゆずりは」を開設しました。

「こころが折れそうな困難ケース・・・」と僕らは言います。でも、
本当にこころが折れているのは、亜美さんが支援しているご本人です。

「ゆずりは」と「あすなろ」のHPはこちら → http://asunaro-yuzuriha.jp/intro.html

高橋亜美さんと"ゆずりは工房"設立プロジェクト

亜美さんは「ゆずりは」で、退所した児童養護施設がどこであろうと、相談支援を続けています。でも・・・
亜美さんは相談支援だけでなく、働くことを支援する工房を創っちゃおう!と動き始めました。
亜美さんは"ゆずりは工房"設立プロジェクトのスポンサーを募集しています。

今日は2015年11月10日。スポンサー募集終了まで、あと66日。
一緒にこのプロジェクトに参加しませんか?!

"ゆずりは工房"設立プロジェクトのHPはこちら → https://readyfor.jp/projects/yuzurihakoubou

僕は亜美さんの大ファンです。その取り組み、そのお人柄。
そして僕も学生諸君も、亜美さんに導いてもらいながら、少しずつ勉強し始めています。

是非、HPを訪れてみて下さい。

HATOプロジェクト内<教育支援人材養成プロジェクト>の中間成果報告フォーラムが次の日時・場所で開催されます。

日時:2015年9月12日(土) 13:00~17:45
場所:ハロー会議室神田(千代田区内神田3-18-2神田アドミラビル3階)

地図など詳しくはこちらのチラシで → HATOForum20150912.pdf

昨年7月に文部科学大臣が中央教育審議会に諮問して以来、「チーム学校」が今後の学校教育におけるキーワードの一つとして広まってきました。教師のみならず、多様な「教育支援人材」がチームアプローチで子どもの学びと育ちを豊かにしていく時代を築きあげようという提言です。

北海道教育大学・愛知教育大学・東京学芸大学・大阪教育大学の4校が連携して展開してきた研究プロジェクトの一つとして、小生も積極的に関わってきた「教育支援人材プロジェクト」がまとめの段階に入ってきました。教育支援とは何か?教育支援と学校改革の関係は?教育支援人材とは誰のことか?教育支援人材をどのように養成するのか?教育支援人材は様々な教育課題にどのように貢献しうるのか?・・・報告させていただくこれまでの到達点にたくさんの注文をつけていただき、さらに深めていく機会にしたいとメンバー一同、願っております。

課題は大きく、それに比して我々の力は小さすぎる・・・とは言え、小生としては渾身のプロジェクトです。小さな会場で、メール申込みと面倒ですが、ご参加いただければ幸いです。

死ぬことと、生きること

気がつけば酷暑の日々・・・あっという間に春学期が終わろうとしています。

先ほどの授業「社会福祉原論Ⅰ」で、今年もドキュメント「ニューヨークのマリア」を視聴しました。キャリアウーマンだったマリアがALSに罹患、気管切開はしない決意、離婚したアメリカ人ボブにお別れを言うための再訪・再会、再会直後に体調急変・・・第29回ATP賞テレビグランプリ2012-ドキュメンタリー部門最優秀賞を受賞した作品です。

社会福祉原論Ⅰでは様々な映像資料を視聴します。ここ数年、最後の3回を「夢をかなえる」シリーズとしていますが、今年は「重症心身障害者に旅を贈る」、「車いすのアスリート達」、そして改めてマリアのドキュメントにしました。

学生のリアクション・ペーパーの中から、一つだけ紹介したいと思います。

◎・・・社会福祉的な視点から言えば、今回のビデオについての感想は「どんな困難に陥っても助けられるような社会を作らなければならない」というものだろう。今までの授業で私が感じてきたことは、多少違いはあれど、これに類するものであった。しかし今、私は「困っているの人の願いを叶えたい」という衝動に駆られている・・・(中略)・・・現実や理論も確かに重要だが、人々に向き合い続けようとする心は、忘れられがちでありながら、最も大切なのではないだろうか。

このシリーズの中で、学生諸君には「一人の、一つの夢をかなえるプロセスは、たくさんの人の夢をひきよせる」というメッセージを贈り続けてきました。そんな想いが伝わったようで、心静かに、うれしく思っています。

1年前のブログと比べて、僕自身が少しは成長しているでしょうか・・・(^_^;)。

僕はマリアさんと直接の面識はありません。でも、この映像と今でもアクセス可能な彼女のブログを通して、マリアさんと時折、話しています。心を打たれた人の死~それは直接知っている、知っていないにかかわらず、その人が自分の心の中で生き続けていくこと。亡くなった「その人にとってのその人の生」を生きることは僕にはできず、「その人」との関わりの中で生きていくのが僕だとすれば、「その人」が生身として生きて自分の前にいることと、死して自分の中に生き続けることはつながっている。

こうした素朴ともいえる認識にようやく辿り着けた、と実感する今日この頃です。だとすれば、自分の生死は必ずしも周囲の人々にとっての生死を意味しないのではないか・・・。

さて、次回のアップがいつになるか自分でもわかりませんが、最近、「自己責任論の生成と教育」という問題を考え続けています。

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暑い夏が来ました。くれぐれもご自愛下さい。
今日、2015年4月2日(木)は東京学芸大学の入学式。晴れ渡り、ほどよい気温に包まれてフレッシュマン達が「まだ」リクルート・スーツで満開の桜の木の下を歩き、サークルの勧誘を受けたり、教室を移動したり・・・。毎年のことながらまぶしい光景が広がっています。

たった今、特別支援教育特別専攻科(学部卒業生対象の1年間コース)のオリエンテーションで、次のようなメッセージを伝えてきました。

「僕は歌舞伎のファンなんだけれど、大正から昭和戦前期にかけて活躍した名優、六代目尾上菊五郎がこんな辞世の句を残しています・・・"未だ足りぬ、踊り踊りて、あの世まで"・・・卒業の際には"未だ足りぬ、学び学びて、あの世まで"と思えるような一年にしてくださいね。」

これは自分へのメッセージ、親友を失った今、自分を鼓舞するメッセージでもあります。今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。

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2008年3月、再会を約束してお別れしたスウェーデン、Kristianstad市在住だったセーレンのお墓です。奥様レーナがKristianstad大学の先生で、セーレンは元デンマークの校長先生でした。2008年秋、突発的な交通事故で亡くなられ・・・再会は2009年春、湖の中の島にある小さな教会の墓地にて、でした。

それ以来、常用のノートPCのデスクトップから僕を見守り続けてくれています。一日一日を大切に学び続けなくては・・・。「無理せずに頑張りなさいよ」・・・そんなセーレンの声が聞こえてきそうです。