発達障がい支援フォーラム2010 in 島根から

◎平成22~24年度の三年間、学内チーム研究「東京学芸大学<子どもの問題>支援システム・プロジェクト(大学運営費交付金)と、インターカレッジ研究「欧米8カ国のインクルーシヴ教育における合理的配慮のあり方に関する研究(科研費補助金)」を同時進行で推進中です。ご意見等はwewewe@u-gakugei.ac.jp まで。

 

「この企画、ナイスだね」と皆が思ったから、12月19日はコラボ記念日!

島根県西部発達障害者支援センター「ウィンド」と東部発達障害者支援センター「ウィッシュ」主催のフォーラムに参加してきました。一緒に登壇した厚労省・発達障害対策専門官の日詰さんとフォーラム終了後、俵万智さんのサラダ記念日をもじって、こんな標語がぴったりの素敵なセッションでしたね、と意気投合したのでした。発達障がい支援とコラボレーションをテーマにしたシンポジウムでは松江市、大田市、浜田市の取り組みが報告され、次のような学び、課題発見をすることができたと思っています。

<松江市の取り組み~コラボはいつから?>

2011年度から松江市では<発達・教育相談支援センター>を設置し、教育・保健・福祉等が連携した支援体制の構築を目指しています。まさに地域の<ホスト・センター>づくりですね。そのスタートは乳幼児検診から。「障がいを見落とさない、放っておかない」ことの大切さを提唱してきた小生としても我が意を得たり、の想いでした。ぜひ、このセンターを軸に中高生の早期就労体験サポートから働く暮らしの応援へとつなげて欲しいと期待を投げかけさせて頂きました。

<大田市の取り組み~コラボはどこで?>

大田市の障がい者自立支援協議会では発達障がい児(者)部会を設け、支援ニーズに関するアンケート調査等を実施し、地域における課題の共有を進めてきました。そんな中で、多分野のコラボの舞台はやはり自立支援協議会、とくにケース検討を通してこそ実現できるという提言に強く共感、です。ケース「検討」と力をいれず、最初はケースの学習会というところから、個別事例を通して課題を学びあいたいものですね。

<浜田市の取り組み~コラボはどのように?>

浜田市では平成17年12月、特別支援連携協議会の下に実働部隊としての相談支援チームを設置し、保育園・幼稚園等を訪問する巡回相談事業を進めてこられました。いわゆる多分野協働チームによる合同訪問ですね。コラボの方法はやはりアウトリーチ、巡回相談。ただ、子どもの<育ち>を支え続けるには学校への巡回相談をどれほど本格化できるかが勝負所です。自分自身の課題としても重要なポイントであることを確認させて頂きました。

 

やはり、各地の取り組みにもっともっと学ばなければ・・・・そんな想いを強くした、「ナイスな一日」でした。